なれなれしくされるのをいやがるのか若い女性にとって、愛と性は別であり、性以外の男性の愛の証明を求めたがる若い女性にとって、恋愛は、やはり最大の関心事の一つだろう。彼女たちと話すと、彼女たちなりの恋愛観がうかがえて興味深いが、驚くのは、Fただ今恋愛中という女性が意外に少ないことである。ただ、「恋人がいません」という女性でも、つきあっている男性がいることはいる。なかには、会えばセックスをするような関係のつきあいをしている女性もいる。しかし、そうい、?女性でも、「恋人がほしい」と真剣に言うのである。つまり、彼女たちにとっては、愛と性とはまったく別なもの、と意識されているのである。私たちの若いころは、恋愛関係にある男女が、ある程度のつきあいを経たあと、ようやくたどりつくのがセックスだった。それも「愛しているからセックスをするのだ」と自分たちを納得させたものだが、いまの若い女性には、「愛しているからセックスをするのだ」などということは、あまり通用しないようだ。もちろん、愛と性は別と考えている若い女性でも、ほんとうに嫌いな男性とはセックスしようとは思わないだろうが、このあたりに、若い男女の意識のすれちがいがありそうである。5どうしたら、で二人の危機を乗り越えられるか男性にとって、女性とつきあ、??えで、セックスは一つの大きな目標である。とくに若いうちはそうで、彼女とセックスできるかどうかばかりが気にかかったりする。そうした男性にしてみれば、ようやく彼女とセックスする仲にこぎつけると、一つの階段が終わったような気になりやすい。俗な言葉でいえば、「彼女はオレのものになった」というわけだ。しかし、愛と性とをごっちゃにして、そこで安心していると、女性からしっぺ返しをくらう恐れが十分にある。女性が相手の男性を、セックスはしたけれど恋人ではない、と考えているとすれば、「亭王面しないで」「人前でなれなれしくしないで」と不満が出たり、「もう、会わないことにしましょうね」と宣告されてしまうこともあるだろう。要するに、好きな女性とセックスをしたからといって、彼女が恋人になってくれた、などと簡単に思わないほうがいいのである。映画『ジョンとメリ』では、一夜かぎりのセックス相手だったはずの男女が、お互いに相手のことが忘れられなくなり、恋愛関係に発展するというストーリーだったが、こうしたセックスから始まる恋愛もある。

さらに私の分析をつけ加えるなら、かなりゆき独身も二種類に分けられるようだ。恋愛の相手には恵まれているプレイポイ派と、女性とのつきあいがほとんどない無縁派である。これからの時代、おそらくこの二つのタイプの男性はますますふえていくだろう。自分は無縁派に属しそうだと不安に思う男性は、恋愛の心理を学んで、チャンスをふやせばなんとかなるかもしれないが、問題は、プレイポイ派である。じつは、男はみな、その可能性を秘めているといっても言い過ぎではないかもしれない。たとえば、つきあっている女性がいて、その女性のことを好きなのに、他の女性にも心をひかれてしまうとか、あるいは、現在、彼女がいるのだが、もっとすばらしい女性に出会えるのではないかと思って、彼女との仲を進めるのにためらいを覚えるという体験はないだろうか。5どうしたら、二人の危機を乗り越えられるかこうした男の。浮気心。は、男性の播種本能からいって当然だ、という説がある。つまり、生物にとっては、子孫をいかに多く残すかが何よりもだいじなことであって、雄はその役割を呆たすために、数多くの異性との生殖行動に励む、というわけである。だから、一人の女性では満足できず、すこしでもいい女性を見ると、気になって当たり前ということになる。ただ、現代社会では、この播種本能のおもむくままに行動することは、タテマエ上は許されていない。少なくとも、結婚してからはそうである。だからこそ、恋愛はしても、「この相手と結婚を決めていいのだろうか」という不安から、結婚できない男性がふえてきたというわけだ。それはともかく、恋愛中の彼女がいるのに、他の女性に心がひかれたようなとき、「彼女に対して申しわけないことをした」と、あまり深刻に悩みすぎないほうがいいかもしれない。浮気をするのは、たしかに不誠実なことだが、だからといって、彼女に正直に告白して許しを求めても、かえって二人の仲にヒピを入れてしまうだけだろう。ほんとうに申しわけなかったと思うなら、浮気のことなど黙っていることだ。それよりも、浮気心が生じたのは、やはり彼女のどこかに不満があったということだから、二人の仲を見直すきっかけくらいに考えたほうがいい。*彼女以外の女性に浮気心を抱いたときこそ、彼女との仲を深めるきっかげになる*一人の女性にニだわっていると、かえって、その恋愛がうま〈いかなくなるニともあるηなぜ、女性は肉体関係ができたあとも会おうとするのでしょうか。

こうした嫉妬の源が独占欲にあることは言うまでもない。愛する女性を独り占めにしておきたい、彼女から他の男性を排除したいと思うから、彼女が他の男性と接触すると気になるわけである。しかし、恋愛中の男性が、すべて嫉妬しやすいかといえば、けっしてそうではない。やはり、嫉妬心が生まれるだけのか理由。がある。その理由とは、女性が気が多いタチだとか、他につきあっ5どうしたら、二人の危機を乗り越えられるかている男性がいるなど、女性の側にあるのではなく、じつは嫉妬する男性の側にある。つまり、二人の関係が安定していて、「自分は彼女を満足させている」という自信が男性にあれば、女性が他の男性に話しかけようが、いっしょに飲みに行こうが、嫉妬心など起こってこない。それに対して、「彼女はオレに不満を持っていないだろうか」などという不安がすこしでもあると、それこそ通りすがりの人に彼女が道をたずねても、「もしや、何かあるのでは」と、彼女の異性関係が気になってくる。先の教授の場合も、二人の年齢差からくる不安や、離婚してまで愛人の女性の結婚願望をかなえてやれないという負い目が、激しい嫉妬を生んだのだろう。こうした嫉妬を感じた男性のとる態度は、おおむね二つに分かれるようだ。一つは、「他の男とつきあっているのか」と、彼女の異性関係を問いつめるタイプ。もう一つは、一人で悶々と悩むタイプだ。どちらもあまり好ましくなく、下手をすると二人の関係をこわしかねない。どうしても気になるなら、みっともないようだが、自分の気持ちを素直に相手に打ち明けてみることだ。それをきっかけに、お互いにより深く理解できるようになり、二人の関係をいっそう深めることもできるかもしれない。彼女も、「そこまで自分のことを思っていてくれていたのか」と、自尊心をくすぐられるだろう。ほどよい焼きもちは、恋愛のスパイスにもなるのである。*嫉妬で悩む〈らいなら、彼女に自分の気持ちを素直に伝えたほうがいいηなぜ、好きな女性がいるのに、ほかの女性にも目がいってしまうのか男性の浮気心は、特定の女性がいるときほど高まりゃすいか非婚の時代。といわれ、結婚せずに独身を通す男女がふえている。しかし、ある人の分析によると、最初から「自分は結婚しない」と決めている独身主義者はごくわずかで、大多数は、結婚してもいいと思っているが、ズルズルと独身生活を続けている。なりゆき独身。だそうである。

二人の危機を乗り越えられるかゃれあい。のようなものでもある。だから、一方が下手に出て「さっきはごめんね」と謝れば、「いや、ポク(ワタシ)のほうが悪かった」と、簡単に修復できることが多い。ただ、お互いに意地を張って別れたままでいると、お互いの胸の中に「もしかしたら:::」という疑念が生じ、二人の仲がこじれてしまうこともある。こうしたか最悪の事態。を招かないためにも、二人のあいだのトラブルの芽は、小さいうちに静んでおくにこしたことはない。それには、無理な注文かもしれないが、デート中、彼女が不満を言ったり、反発してきても、あまりムキになって応じないことだ。とくに女性は、一度言いつのりだすと、なかなか自分ではブレーキをかけられない動物だから、まともに応じていたら、彼女をますます興奮させるだけだ。つまらないいさかいで、男性まで冷静きを失ったら、ケンカのおさまりょうがない。それに昔から、ロゲンカでは、男性は女性にはかなわないのである。かりに、女性が。売り言葉。を発してきでも、「こんなわがままが言えるのも、オレにほれているからだ」と思えば、柳に風と受け流せよう。万一、ケンカになっても、あとの修復にさえ注意すればいい。昔から「ケンカするのは仲のいい証拠」といい、「雨降って地固まる」ともいう。*デート中、女性がケンカを仕掛けて〈るのは、男性に甘えている証拠である*彼女とのケンカは、すぐに和解の手を打てば、二人の仲をより親密なものにできる刊なぜ、好きな女性が他の男性と話していると、嫉妬してしまうのか女性を満たしていないという不安がある男性ほど、彼女の男性関係を気にかける知人から聞いた話だが、四十代のある大学教授に、嫉妬のために自殺しかねないほど苦しんだ人がいたそうである。まだ二十代前後の愛人に結婚話が起こり、彼に別れを告げたのが原因だった。彼には妻子がいて、家庭をこわす勇気もなく、若い愛人を引きとめる立場にはなかったのだが、彼女が他の男性と結ぼれると思うと、とても冷静ではいられなくなり、一時は大学にも出なくなってしまった。そのため、事情を知らない周囲の人たちを心配させたそうである。このような激しい嫉妬でなくても、好きな女性が、男性とちょっと立ち話をしているのを見かけただけで、「なぜ、自分以外の男と話すのだ!」「彼女は、彼に気があるのだろうか」と嫉妬を感じた体験は、だれにでもあるはずだ。

ニ代前半の女性に、男性に恋人として求める条件を聞いたデタがある。①人柄六三・六%②フィーリング五六・一%③容姿五三・二%このあと、④行動力、⑤趣味の一致、⑥話題が豊富、⑦健康、とつづく(複数回答)。三番目の,容姿。は、二O代後半の女性になるとぐっとランクが下がる。そのかわりに。知性いってくるのだが、いずれにしても、女性が男性に求めているのは、。人柄…プ男’がいる。そのトップにあがるのが、かかっこつ…け男。だ。人の目ばかり気にして、つねにポズを決めてい…るような男、中身もないのに口先で体裁を整えているだけのような男は、まず女性から嫌われる。次に、一②自分勝手男、③自信過剰男、とつづくところからもわかるように、自分に自信を持つことはいいことだが、。自分ほどいい男はいないんだ。などと、自己陶酔しているような男ほど、女性にとって鼻につくものはないのだ。また、うじうじ、ブランド志向、外見だけで人を判断する、というのも、,性格プ男ゃ。フィーリング人間性であることには違いない。るための恋愛の理仰なぜ、好きな彼女と、つまらないことでケンカしてしまうのか二人の気持ちが盛りあがるほど、理性が鈍り、,売り言葉に買い言葉’の状態になりやすい顔を合わせるたびに、口ゲンカの絶えないカップルがいた。男性が何か言うと、女性が「何を言ってるのよ」と反発する。逆に、女性の言葉に、男性が「わかったような口をきくな」と文句を言う。年中、そんな調子だから、周囲は、あのこ人は犬猿の仲だと噂していたのだが、周囲の期待を裏切るかのように、ケンカしながらのデトを続け、ついに結婚にゴールインした。恋する男女がケンカする心理には、二つの段階がある。一つは、ごく初期の段階で、まえにもふれたが、相手への強い関心が、反発などの形となって行動に現われてくるものである。もう一つは、二人の関係が深まってきた段階だ。会えば、当然、二人とも気分が盛りあがってくる。一種の興奮状態になるといってもいい。言いかえれば、理性の働きが鈍っている状態だ。こうしたときは、ほんの些細なことがきっかけで、言い争いになったりしやすいのである。お互いに理性を失っていたりすると、それこそ。売り言葉に買い言葉。で、「もう、相手の顔など見たくない」とケンカ別れをすることにもなりかねない。もちろん、こうした対立は、お互いに相手に気を許しているからこそ起こるものです。